ボイラー自動検査ロボット(スクイッド)ご案内動画

ボイラー自動検査ロボット:スクイッド(SQUID)は、ボイラー設備の点検作業を、「より早く、より安全に、より正確に」、行うために開発されたロボットです。

一般的なボイラー設備は、複数の水管が接続された1つのヘッダーを持っています。これらの水管は、高温かつ有害ガスが発生する環境下で稼働しているため、定期的な検査を行う必要がありますが、最も多い水管の故障原因は腐食によるものであり、水管の肉厚を全体的に計測することが非常に重要です。

スクイッド(SQUID)の特長

スクイッド(SQUID)は産業用ボイラーの水管内部を自走しながら厚さを測定する点検ロボットです。

水管内部からの連続測定

  • 水管を進みながら360度の点検データが取れる超音波(UT)センサーを搭載
  • 水管の内側で水が一周するような仕組みを作り、5mmピッチで連続した点検データを取得
  • 測定結果は2Dマップのカラーマップ(以下)で表示され、腐食や劣化箇所が色分けされて視覚的に把握可能
測定結果(カラーマッピング)
UTセンサが、360度全周の肉厚を測定

自走式ロボットによる非破壊検査

  • 点検口から自走して水管内部に進入するため、必要だった管の切断などの作業が不要
  • 最大45mの水管を走行可能で、45度まで曲がりにも対応

3つのモジュール(部分)で構成

  • センサーモジュール:管内を走行しながら厚さを測定
  • リール(Reel) モジュール:センサーの展開・回収を自動制御
  • ポンプユニット:センサーを移動させる水流を生成

HiBoxよるデータ管理

点検データはHibotのロボットと連携するクラウドプラットフォームHiBoxと連携し、現場での即時処理・レポート作成が可能。過去データとの比較で寿命・劣化予測も。

ハイボックス(Hibox)のユーザーインターフェース画面

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