防爆エリア(危険箇所)の危険度による分類とLiLz 防爆カメラ

防爆エリア(危険箇所)は危険度によって、ガス蒸気防爆ではゾーン0(0種場所)、ゾーン1(1種場所)、ゾーン2(2種場所)の3つに分けられます。LiLzの防爆カメラはゾーン( ZONE ) 2に対応するカメラで、遠隔点検サービス「LiLz Gauge」のサービスの一部としてご期待いただいています。

防爆エリアの分類

ゾーン0(ZONE0, 0種場所)

通常状態において、連続的に、長時間または頻繁に爆発性雰囲気が存在する場所を指します123。具体的な例としては、容器内の引火性液体の液面付近などが該当します。

ゾーン1(ZONE0, 1種場所)

通常の状態において、爆発性雰囲気をしばしば生成する可能性がある場所を指します12。具体的な例としては、点検や作業などで爆発性ガスをしばしば放出する開口部、爆発性ガスが通常の使用状態でも集積する恐れのある場所などが該当します。

ゾーン2(ZONE2, 2種場所)

通常の状態において、爆発性雰囲気を生成する可能性が小さく、生成した場合でも短時間しか持続しない場所を指します。具体的な例としては、部材などの劣化によって爆発性ガスが漏洩、またはゾーン1と隣接する室内で爆発性雰囲気がまれに侵入する場所などが該当します。

防爆エリアと防爆構造

これらの防爆エリアに対応する防爆構造を選定する際には、その場所に適した防爆構造を施した機器を用いる必要があります。これにより、工場やプラントの安全性を高めることができます。このような防爆エリアの正確な理解と適切な分類は、安全な作業環境の確保にとって非常に重要です。

LiLzの防爆カメラはZONE( ゾーン )2に対応するカメラで、電源不要・配線不要で、金具で置くだけで設置できる低コストの初期投資で済むカメラです。

当社(NBKマーケティング)はLiLz Gaugeのトップ代理店で、防爆カメラ・非防爆(通常)カメラ・サーモカメラ・そしてルーター(BLE/LTEルータ)をお届けしています。

また、LiLz Gaugeの海外初の代理店としてNBKグループの米国現地法人であるNBK AmericaでもLiLz Gaugeの取り扱いを開始し、カメラを在庫~お届けしています。